温泉に行ってきた(2)

朝起きて温泉から海を眺めて、その後は朝食。アラ汁には昨日の舟盛りの魚の顔が見えた。ところてんがついてるの面白い。

とにかく満腹になってチェックアウト。
上越の町で謙信公祭をやっているというので、お城でも見に行こうと思ったらすでに車両通行止めになっており断念して、春日山の麓にある春日神社にいった。こちらが本来の春日山に謙信公が奈良から勧請した春日神社で、今、山にある「春日山神社」の祭神は謙信公らしい。で、お祭りの会場は春日山神社のほうで、午後から夜が本番らしいんだけど、私は昼には直江津から出発しないといけないのでちょっと残念だった。
春日神社、本殿のお賽銭箱の向こうにお守りとかおみくじとかも売られていて代金はお賽銭といっしょに払うシステムになってて合理的。

おみくじは二人とも大吉。私のほうは雲が晴れて月が綺麗っぽいことが書いてあって、同行者氏のほうには枯木にまた花が咲く的なことが書いてあったと思う。

参道の険しい階段の両脇に杉の木がそびえ立っていて荘厳な雰囲気が良い。
その後、市役所の近くにイベントを見に行った。ステージでは武将に扮した人たちが演舞してて、各地のB級グルメの屋台が出てる。「戦国ご当地グルメ大合戦」とのことで、人が並んでたのは伊達軍の牛タン串とか前田軍の加賀百万石ロースステーキ串とか。ゆかりのある町（というか敵じゃん）から観光協会の人がアピールに来てて、結果、信州のパンフレットを大量にもらうことになり、つい野沢菜わさびの瓶詰めなど買ってしまい、どこに行ったのかわからないことになった。真田軍に負けた。
ここで、軽くご飯でも食べようかと思ってたけど、朝食の量が量だけにお腹いっぱいでビールだけ飲んで、しばらくステージ眺めて、直江津駅から帰宅。
今回、わりと時間あるので北陸新幹線使わず第三セクターのかわいらしい電車を乗り継いで帰ることにしてた。

直江津駅は交通の要所なのでとにかく極めてかっこいいんだけど駅前に何もないパターンだった。電車、せっかく日本海側走るのに海側じゃなくて山側に座ってしまいちょっと失敗した。基本的には海側に座りたいほうなんだけど日本海側は海の方向が逆なのでついうっかり山側に座りがち。
富山ぐらいからさすがにお腹が空いてきたけど乗り換えが結構タイトで金沢でかろうじておにぎりとビールを調達。わりと早めの時間に帰宅できてよかった。10時半ぐらいに猛烈に眠くなって寝た。