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そうでない人がそれなりにやっていくブログ

タイプ診断は「はしご」という考え方

「魅力マトリックス」って手法を提唱されてる美容家、内田裕士さんのLINEを読んでると「魅力マトリックスは「はしご」」というフレーズがあり、ああ、そうだなあと感心したのですが、

毎朝、自分の顔が好きになる

毎朝、自分の顔が好きになる

どういうことかというと、魅力マトリックスの中では、自分の魅力がどのタイプに属するかで分類し、タイプ別に似合うものはこれ、似合わないものはこれ、という情報を知ることになるけど、それは、自分が一定の高さまで上がるためのツール、いわば、はしごのようなものであって、はしごを登りきった後はタイプではなく自分だけの自分らしい魅力を目指すものなのだということらしい。

で、カラー診断とか骨格診断とかも多分同じだなと思ったのです。診断でNGなものは着てはいけない、着られない、みたいなタブーっぽいこだわりにとどまらなくてもいいんじゃないかと。似合うものはこれだよ、これは苦手だよ、ってわかった上で、あえて好きなものを選ぶというのも、またそれも自分の魅力の一部なのかもだし。顔色良く見えなくても、痩せてしゅっと見えなくても、それはそれでいいことだってあるんじゃないかな。

広瀬すずちゃん(おそらく骨格ストレート)が、紅白の後半に、袖のとこにボリュームがあるコクーンシルエットの服を来てて、娘いわく「赤い餅巾着みたいになってる…」という、本当にストレートの人が地雷踏んだパターンだったんですけど、あれはあれで「紅白の司会をする国民的タレント」らしさとしては良かったんじゃないかと。大御所ほど過剰で変な格好するでしょ。そういう文脈で選ばれた服って感じしました。

「きれいでスタイルのいい若手女優」として出るなら変な袖いらないし、シンプルな黒とか赤のドレスをしゅっと着るだけで広瀬すずは100点なんだし、そんなのスタイリストだって承知してるはずで、でも、あえてそこを外していく狙いがあったんじゃないのかな。

と、なんかそういうことを考えました。