Love, Sweets & Yoga

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

東京いろいろ

日曜

月曜からの東京出張に前日乗りした。これで21reg(ITM-HND)。

当初の日曜の午後の予定はなくなってしまったので、何をしようかと考えた末、新大久保の老舗韓流レディースサウナ、ルビーパレスに行くことにした。

ルビーパレスに最後にいったのは、mixiのコミュニティで知り合った女の子たちと新宿で徹夜麻雀打った後なので、そこから10年以上経過してるんだけど、そのときの体験が非常に良かったので、ことあるごとにルビーパレスに行きたいと思っている自分がいる。

前回はフルコースをお願いしたけど、サウナとかで長くリラックスできる性格ではないので、3時間のミニコースがちょうど良かった。ひさしぶりのアカスリなのでむちゃくちゃアカが出るとアカスリの先生(この店ではそう呼ぶ)に指摘を受け、ちょっと恥ずかしかった。

ルビーパレス、客のリラックス度合いが京都のスーパー銭湯よりも1段階上って感じする。サウナ内での振る舞いにオリジナリティが高いというか、レディースサウナ全般そうなのか、なんだろう、良い意味で意識の低まりを許容してくれる感じがする。10年以上、よかった体験として残っている記憶の正体が確かめられてよかった。本音になれる場所だった。

あと、ここの麦飯石サウナ、岩盤浴スタイルではなく、小石が敷き詰められた石のベッドに寝る感じだった。これ、小石が身体の形に沈むので、マイクロビーズクッションが人をだめにすると言われるのと同じ原理で人がだめになっていく。薄暗い部屋でじんわり温かい小石に身体を委ねるのは「南国の楽園で野宿」みたいな幸福感があった。

完全にリフレッシュした後、サイゼリヤでワイン飲んでたら友達が合流して、結局2人でボトル2本ちょっとぐらいワインを開けた。がっつり食べて飲んでデザートつけてそれで1人2000円ぐらいなので非常にコスパ良い。

月曜

六本木ヒルズに行く用事があったのでグランドハイアット1FのFueguia1833を覗いてみた。

ラグジュアリーなニッチフレグランスは身の丈に合わない、自己満足で難しい香水つけて気取ってるのは嫌だと主張をしてるわりに、定期的にニッチフレグランスに惹きつけられてしまう。

ちょうど店員さんが他のお客さんの接客してて、軽くコンセプトの説明を受けた後、気になったタイトルと香調のを隅から隅まで試香した。ムエットではなくボトルの上にかぶせたフラスコで試香するシステムは、こういう時にたくさん試せて便利で良い。

アロマティック系、グリーン系がツボなのことに気がついて、メンズっぽくなくて香りに意外性がありラストノートに芯が通ってるのを探し、最後、2つまで絞り込んだ時点で時間切れになった。右腕と左腕にそれぞれワンプッシュ状態で用事を済ませて、2時間経過した時点で右側の香りがあまりにも素敵過ぎたので、帰りに寄ってフラフラと購入してしまった。

その時点で、すっかり恋に落ちてしまったので100ml買うわ!って思ったんだけど、とりあえずお試しの30ml。
https://www.instagram.com/p/BvJ_bB-AjEH/

ボルヘスの作品をモチーフにしたシリーズで、香りのタイトルが「Elogio de la sombra」すなわち「陰翳礼讃」。ボルヘスにそういう作品あるいはフレーズがあるのか、それとも谷崎由来なのか、聞きそびれた。店員さんは「闇を讃えて」と言ってましたが、ご存知の方おられたら。メインの香料であるアイリスの根は6年地中にいる、その闇をたたえた香りなのですって。

実際、ちょっとモッシーでパウダリーに展開するグリーンで、どことなく和の雰囲気がある。この香りのドラマティックな展開は、系統としては資生堂の「禅」(初代)っぽい。そしてこのアイリスがかなり持続して、肌に染み込むような残り方する。

安直に人にモテる香りではないが個人的満足度は高い。自己満足で難しい香水つけて気取ってる人間の発生である。

帰りは、そこから羽田に直行した。向かいに外国人家族が大荷物で乗り込んできて席を譲ったけど、赤ちゃんが平和島あたりから空港までずっとギャン泣きしていて大変そうだった。国際ターミナル駅で降りるのかなと思ってたら降りない、じゃあ、これから関西に移動するんだろうかと思ってたところ、国際ターミナルが国際ターミナルであることに気づき、慌てて降りる時にお父さんは紙おむつを落としていった。拾ってあげたら良かった。子連れの移動は大変だ。

さて、関空行きの最終便にのって 22reg(HND-KIX)。定時上がりでも飛行機で日帰りはできる。しかし、この最終便は南海ラピートの最終にギリギリ間に合うか間に合わないかぐらいの時間につく。遅延の可能性考えると保険でシャトルタクシーを予約しておくべきだし、家につくと日が変わっている。費用的にも体力的にもちょっとコスパよくないので、もうやらないと思う。あと、この時間だと、羽田も関空もあらゆる売店が店じまいしている。途中で食べ物を仕入れそびれたの大失策だった。お腹すきすぎて泣きそうになった。