Love, Sweets & Yoga

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

老後を考えて決意したこと

今週のお題「理想の老後」

来週49歳になるし、もうすぐ50歳なんだけど、そろそろ美容に対する後ろめたさみたいな感情を払底したいと思ってる。

私、子どものころから化粧品がすごく好きだったし、いつも、きれいになれる何かという事柄に心惹かれて生きてきたんだけど、どうも「自分にはふさわしくないのでは」という恐れをどこかで持ち続けてきたようにも思う。

そもそもわかりやすく目を惹くきれいな顔立ちでもないし体型についてはコンプレックスだらけだし、発達に凸凹もあって美容以前の問題でつまづいてたりする。部屋を片付けられないし、服を畳んだりアイロンかけたりのメンテナンスもできない。朝きちんと髪の毛を整えるのも不器用と朝寝坊のせいでダメだし。もともとの髪質もきれいとは言えない。衝動性が強いのでおやつやお酒を自制するのも難しく、さらに、気に入ったらそればっかり食べてしまったりする。当然太るし、標準体以上に太ると服の選択肢が狭まる。ラグジュアリーブランドのコスメを買ってるのに服がニッセンスマイルランドというアンバランスさが発生してしまう。美容の世界では、だいたいそういう生活のありようも含めて美しくあるよう説かれるので、やるべきことができてないのに美容だけに溺れるというのは後ろめたいのだ。

さらにコスメマニアというのも結果が出てないと微妙に座りのわるい感じはあって、前職にいたときなんて、まあ一般的に考えてコスメ好きな女性の多い職場だったと思うんだけど、それでもオタク特有の情報量の多い早口でコスメについて語ってしまうような特性が受け入れられてたかというと結構微妙だと思う。むちゃくちゃきれいな人だったら「美のための努力がすごい」と尊敬されるかもしれないけど、最低限、自力でコントロールできるであろう体型とか髪型とか服装とかがダメな人がそれを語っても本末転倒というか順序が逆というか。

でもさあ、もう人生折返しまで来ちゃったわけで、そんなことで悩んでても、もう仕方ない気がしてきたのよ。できないものはできないし、好きなものは好き。現状がどうであっても、きれいになりたい野望は持ってもいいはずだと。だいたい、子供のころから一貫して大好きなこととか憧れてきたことなんてそうそうない。私にとってはそれが化粧品だし、美しくなることなのだ。ここまできたら一生の趣味として大事にしてやろうじゃないの。んで「奇跡の60歳」とか「美貌の70歳」とかを目指すのだ。

幸い、自分もゆっくりと発達してきてようやくここにきてどうにかなった部分もある。平日はお酒飲まずおやつも我慢しているし、部屋も雑然としてはいるけれどそこまで壊滅的に散らかってはいない(と思う)。毎日すごく頑張ってる。ここから奇跡を起こすぜ。