Love, Sweets & Yoga

すみません、ヨガはやってません。

2度目のアイランドホッピングと初めてのFDA、そしてJGCプレミア修行完了

夏にいわゆる修行が終わってのんびりと暮らしていたところ、社用私用あわせてさまざまな所用がありナチュラルに10回ぐらい飛行機に搭乗することになってしまった。その後さらに2度の搭乗予定が発生するに至って、「これはもしかしてプレミア達成できてしまうのでは」という気持ちになり、さまざま繰り合わせることで2日で16フライトできるツアーを予約してしまった。ついカッとなって追加。

どさくさに紛れて広告も貼る。離島良いですよ離島。


そして残り2フライト、どうしようかと思っていたら、ちょうどFDAが神戸空港の路線に注力しだしているというニュースを見て、神戸-高知便というのが秋から開始ということだった。こういうマイナー路線は乗り支えないと廃止されてしまう。高知はお酒のおいしい良い街だけど関西から出かけるのは若干不便だし(伊丹からANA便は出てるけど)、ここは乗って応援するかということでコードシェア便を予約した。FDAの機体はエンブラエル170と175で、175のほうだったらいいなとか思っていた。J-AIRでE170はたまに乗るけど、175は未体験だったし。

そして、予約してからツアーの前に1回搭乗する用事が発生したので最終的には年内81レグという見通しがたった。

1日目 6レグ

伊丹 - 那覇

平日に有給取っていったので念の為最低限のリモート作業ができるようPCは持っていった。乗り換えのときにいちいち保安検査場で手間取るのが嫌なので、那覇についた時点で空港からその日泊まる宿にPCと着替え類の入ったバッグを送ってもらう手配をした。そこからは身軽。お腹すいたけど時間がタイトなので那覇空港売店でガーリックシュリンプとモチコチキンの入った小さいお弁当を食べた。量がちょうどよくにんにくきいてておいしかった。

那覇 - 石垣- 宮古

宮古島についた時点で、次に乗るはずだった宮古-那覇便が50分遅れとの連絡があった。むちゃくちゃ日程が詰め込まれてるので遅れは詰みにつながる。大丈夫かなと思ったけど、空港職員さんがすでに乗り継ぎ予定の 那覇-久米島便往復を一便後のに振り替えてくれていたので初日は予定が完遂できることになった。
お茶代として1000円相当のクーポンをもらったので、それを使って宮古空港の「てもみん」で40分ほぐしてもらった。

宮古 - 那覇 - 久米島- 那覇

那覇空港で予定便の振替とかで手続きをしてる間、地上スタッフの人たちがなにかすごい緊迫した感じで走り回ってるので何があったのかと思ったら、同じ便にかなり重度の障害者の方が搭乗されていて、人工呼吸器のボンベとか載せるのが大変そうだった。JACだとATR72にストレッチャー乗せるスペースあるけど RACのDHC8-400CCは座席を外してストレッチャーを据え付ける感じになってて、なるほどそうやって載せるのかと思った。レアなものを見た。

沖縄泊

そんなこんなで、この便も往復で遅延し、最終的に行程全体で1時間半ぐらい遅れた計算になってかなり疲弊した。よろよろとモノレールに乗って宿に向かう。今回の宿はダブルツリー by ヒルトンで、アメニティの香りのラベンダーがアメリカン紳士風で、なるほどヒルトンって感じだった。ボディローションがあるのは後々助かった。1泊であれば入浴後何もつけなくても自分の保湿能力でどうにかなるんだけど、2日目ぐらいから乾燥がつらくなってくるタイプなので。

ひといきついたら10時前ぐらいになってたけど、むちゃくちゃお腹すいたので宿近くのジャッキーステーキハウスでテンダーロインステーキのレア食べて、ワイン飲んだ。アメリカ統治時代を思わせる店内の雰囲気は完全に街の中華屋さんと近くて、那覇においてはアメリカンステーキ屋さんが町中華的な文脈で発達をとげたという理解。付け合せのスープが小麦粉をコンソメに溶かしたような白いやつで、クラムチャウダーのクラム抜きといった風情。一昔前の給食のようなチープな感じが良かった。

その後、コンビニでオリオンの出してるストロングチューハイとピクルス買ってきて宿で二次会。平日夜はスナック菓子ではなく野菜系のおつまみを選ぶ程度の自制心はある。ピクルスの味が濃くてジャンキーで美味しかった。

2日目 10レグのつもりが8レグ

那覇いくととりあえず免税店でフレグランスを見てしまう。免税店の品揃え、デパートとちょっと方向性違ってて日本人受けしない香りが結構あるのが楽しい。今回もちょこちょこ覗いた。

那覇 - 宮古 - 多良間 - 宮古 - 石垣 - 那覇

ここまで順調にきた。でも2日目はすべての便で乗り換え時間がギリギリでタイトさに疲弊してきたことは否めない。多良間みたいに小さい空港は乗り継ぎカウンターがないので一旦出てまた保安検査場から乗ることになるし、2日目はPCを持ってるので手荷物検査のたびに微妙に面倒な感じだったりする。石垣でササチーおにぎり食べた。ポークツナおにぎりというものが気になったけど両方は食べられないとなると私はランチョンミートよりささみフライを選ぶ。

那覇 - 沖永良部

那覇空港のバスで飛行機前に着いてから整備に時間がかかるらしく妙に待たされた。不穏。結局、なにか不具合があったらしく離陸が25分ぐらい遅れた。ここからは同じ機体で奄美まで向かうので、道中でこの遅れが取り戻せればどうにかなるのだけれども、できるだけスムーズに離着陸できるよう祈るしかない。

沖永良部 - 徳之島

沖永良部空港には想定された時間よりは微妙に早着し、搭乗もスムーズだったのでその段階では若干遅れが取り戻せたような気がしたものの、離陸時に同時刻の着陸便があり待機指示が出たということでさらに遅れが拡大した。さすがに「これはやばいのでは」という気配が濃厚になってきた。昨日は最終便ではなかったので1便遅らせることでどうにかなったものの、今日の鹿児島-伊丹便は最終だから後がない。でもこのタイミングで徳之島から鹿児島に直行する便に乗れば1レグ減るけど本来乗るはずだった鹿児島-伊丹の最終便に間に合う。振替できないか徳之島空港の地上職員さんに確認したけどあいにく満席ということで、今日はもう帰れないものとして覚悟が決まってきた。

徳之島 - 奄美大島

機内で、本来乗るはずだった奄美-鹿児島便に間に合わないので乗り継ぎの人は申し出てくれ的なアナウンスがあった。一本後の奄美-鹿児島便に振替を想定されてたようで、それだと鹿児島市内に泊まるか、伊丹便より遅いピーチの関空便かジェットスターの神戸便で帰るかになる。でも遅めの時間にLCCで到着するのは関西ついてからの移動がだるいしコスト的にもさほど優位とは言えないし、これから空席探して予約するのも面倒。どうせ翌日の予定もないのだから泊まりにしようと考えれば、ここは断然奄美に泊まるほうが面白いだろうという読みがあって空港で宿と翌日の便の手配をしてもらった。1レグなら減っても許容範囲なので、奄美からの帰りは鹿児島経由にせず伊丹直行便にした。

奄美大島泊

当然ながら、奄美のことは何も調べてない。空港の職員さんが言うには、空港近くにも宿はあるけど周辺になにもない、市街地まではシャトルバスで1時間ぐらいかかるけど飲食店などはあるとのことで、じゃあ市街地でお願いしますということでホテルの手配を頼んだ。

バス乗って最初のほうは真っ暗で大丈夫かと思ったけど、だんだん街っぽくなってきた。ホテルもなかなか良い宿だったし市街地には飲み屋とか食べ物屋さんとかちゃんとあって栄えていた。宿の周りを適当に歩いてたら、そこそこきれいめで料理に力いれてそうな居酒屋があったのでしゅっとはいった。

居酒屋むちゃかな
〒894-0000 鹿児島県奄美市名瀬金久町4-18
2,500円(平均)

カウンターに陣取り、とりあえずおすすめは島料理ということで、刺し身盛り合わせと、海藻の天ぷらの盛り合わせみたいの頼んで、黒糖焼酎3種類飲んで堪能した。お酒はとにかく黒糖焼酎。新潟とか秋田に飲みに行くと日本酒のラインナップがほぼ県内の日本酒だけだったりするけど、あのノリで黒糖焼酎のバリエーションがある。わりと黒糖焼酎好きなのでよかった。とはいえやはり刺し身がすごくよかったのでしみじみ日本酒呑みてえ!って気持ちにもなった。

呑んだの、朝日酒造の「たかたろう」これはすっきり系で黒糖慣れしてない人でもいけそうな軽い呑み口、奄美大島酒造の「じょうご」ポップなラベルのイメージどおり若者に人気らしい。香り強めだけどクセはなくラムみたいなノリで飲める。あと西平酒造の「伽那」これは黒糖らしい芳醇でまろやかなボディだった。

ここまで飲んでから「飲み比べセットみたいなのあったらいいですね」的な話をしたら、実はあった。全部普通にワンポーション飲んでしまったのなにかの罠っぽかった。

さすがにかなり良い気分になってしまっていて、近くにお土産と日用雑貨など売ってる地元のスーパーみたいなのがあったのでふらっと入り、寄った勢いで黒糖とか豚味噌とか買ってた。翌朝見て重いじゃん…って絶望的な気持ちになったし、さらに地元の謎パンと280円の弁当がさらに半額になってたのを買って食べてた形跡もあった。蒸留酒呑みすぎると高確率で糖質過食する傾向がある。体のメカニズムだから仕方がない。あと、私は地元の謎パンが好きだと思う。いつもは自制してるけど酔うと本能が開放される。


島の人、だいたい「地元に何もないですよ」っていうけど、本当に何もない島と、案外いろいろある島があり、事前の調査ではなかなかわからない。地元の観光協会の出してるパンフとかは何があるかは書いてあっても何がないかは書いていないことが多いので、結果的に何でもあるかのような誤解を生みがち。奄美大島は案外いろいろあるほうの島。佐渡も同じジャンルだけど空港がないので不便。あれはジェットフォイルが早くて新潟-佐渡便の需要がないのが敗因だと思う。

3日目 2レグ


これが宿からの景色。冬の南西諸島はどんよりしがち。

宿の朝食で奄美鶏飯をすこしだけ食べられて嬉しかった。糖質制限中はご飯系の名物料理がほぼNGだけども、宿の朝食でご飯茶碗の半分ぐらいのボリュームで食べるというのは一つのソリューションだということに気がついた。ゆっくり食べれば雑にかきこむより満足度高い。量じゃないんだと思う。

街から空港までのシャトルバスの女性の運転士さんがむちゃくちゃアナウンスがうまく良い声だったんだけど、元バスガイドさんとかなんだろうか。あまりにも良い声、かつホスピタリティあふれる気遣いにあふれていて、あんな運転士さん見たことない。あまりにもすばらしいのでSNSに書いて拡散したいぐらいの気持ちになったけど、そんなことより本人にきちんと言わないとと思ったので、降り際に「すごくアナウンスがお上手なので、乗っていて気持ちよかったです。ありがとうございました」って言って降りた。思えば、若い頃はこういうコミュニケーションは照れもあってできなかった。年をとって良かったことの一つ。

この行程、もともとは2日目で家に帰って夕方から神戸空港から高知に飛ぶ予定でいたのだけれど、伊丹から一旦家に帰ってもほぼ荷物を置いてまた出ることになるし、もう伊丹から神戸に直行することにした。

奄美 - 伊丹

行きのJAL機内販売でアンテプリマの黒の手袋がかわいいなーと思ってた、だけど衝動買いはよくないと思い見送ってた。修行僧なのにJAL便にほとんど乗る機会がなくほぼJ-AIR、たまにJAC。このツアーも初日の伊丹-那覇だけがJAL便だった。なので本来はその後は機内販売チャンスはなく、手袋はそのまま見送りになるはずだった。しかし、数奇な運命から帰りもJAL便になり、座ったのは3列シートの窓際だけど並びの2席は空席、ということはCAさんに声かけても横の席の人に迷惑にならない。これは絶対なにかの縁だということで買っちった。

alu.jp

伊丹から神戸空港に向かう、そして服などを買う

1泊2日を2セットのはずが3泊4日になったので着替えがない。伊丹で作業環境+お土産など入ったバッグを自宅に送りリリース。さよなら島ざらめ。(なんで買ったんだよ)

身軽になったとこでバスで三宮につき、ユニクロとGUでバーゲンになってるニットとスカート、タイツとヒートテックを買って、アモスタイルで下着買って、なんとか装備が整った。全身フル装備をコーディネイト買いすることなんてそんなにないので面白かった。全部で1万円ぐらいでおさまったが半分は下着代。サイズの制約があるのでユニクロのブラトップで済ましたりできないのが痛い。一方ユニクロのニットはラムウール100%なのに2000円しないのすごい。

神戸空港に向かうポートライナーはなにかイベントがあるみたいで混んでた。ポートライナー、実際に乗ってる時間は18分なのに体感時間がもっと長い。絶対に立って乗りたくない。

神戸-高知

FDAは機体がぜんぶ色違いでかわいい。今回の便はピンクのERJ175。感想としてはシートピッチが比較的ゆったりしてて快適だった。エンブラエルは居住性がいいと思う。あと、静岡らしく日本茶パックがもらえる。気流の状態がよくなく揺れるからドリンクサービスができずパックのお茶なのか、デフォルトでパックのお茶なのかは不明。

高知には15分ぐらい早着した。FDAは定時運航率日本一らしい。小さめの空港の便が多いので着陸や離陸タイミングがぶつかって待機とか少なそうだし、フライトスケジュールにもゆとりがあるからだと思うけど、初日2日目と遅延で大変だったことを思うと最高みを感じて最高。

高知泊

高知はいい飲み屋が多いけど、いざ一人で行くとなるとなかなか迷うと思う。皿鉢料理の伝統からワンポーション大きめなので、一人分のコース出してくれそうなお店をと考えて宿から近いここを事前に予約しておいた。

割烹 二八屋
〒780-0843 高知県高知市廿代町1-3 リフュージュNビル1F
2,000円(平均)

蕎麦割烹で、会席は2名からのところ、たのんでコース作ってもらった。
そしたら、申し訳ないような気持ちになるすばらしいコースだった。こういう方向性の先付け、好き。

とりあえずビールを頼むべきじゃなかった。寒かったし。

日本酒メニューを見たら地酒のバリエーションはボトルに入った冷酒しかなくて、普通酒(土佐鶴)を普通に燗付けてもらった。こういうお店はむやみにお酒に凝ってなくてもいいと思う。地元の普通酒+地元素材を使いしっかり仕事した料理と合わせるのは、酒飲みにとってはそれはそれで至福で、なんやレアなのをいつでも飲みたいわけではない。これが本当にむちゃくちゃな多幸感で、ほんと二合で満足できてしまった。帰りに「良いお仕事を堪能しました、ありがとうございました」と予約対応してくれたお姉さんにお礼したところ、「大将張り切っちゃって」とのことだったので、わざわざ張り切っていただいて恐縮だった。謎の緊張感あったのはそういうことだったのか。カウンターなのだしもうちょっとお姉さんと話とかできたらよかったけど、そういう雰囲気ではなかった。

普通、宿でちょっと呑み直すかという気持ちになるところ、料理とお酒で完成された世界が発生し、もうお茶だけで十分ですっていう状態でお風呂入ってばっちりスキンケアして寝た。riko用語で「完成された世界」とは「地元の食材で丁寧に作られた食べ物と地元で愛される普通酒とのマリアージュが成立したこと」を指します。前に、新潟の村上で鮭づくしのコースと〆張鶴の普通酒をキリッと冷やしたやつと合わせたときにも完成された世界は発生した。その後、帰りに〆張鶴純米の小さいボトルと鮭の酒びたしの小さいパックのセットがお土産で売られていてミクロコスモスじゃんって思った。

4日目 1レグ

朝、ちょっと早めの便なのであわただしく朝食を食べて出る。地産地消の野菜多めのバイキングは助かる。なすのおひたし、土佐文旦、黒牛のカレーなど。カレーもビュッフェならごく少量食べられるのがいいんだよな。普通の一人前は食べられない。

高知-神戸

帰りも昨日と同じ機体。定時運航って本当にいいですね。これで80レグ達成。達成した瞬間にJALのアプリの表示が変わるわけではなく、とにかく疲れたので感慨もなく、ついでなので神戸に住んでる友人を訪ねておしゃべりして昼ごはん食べた。

群愛飯店 本店
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通3-4-6
5,000円(平均)800円(ランチ平均)

神戸らしい広東系の中華、子供の頃から親しみあるのでなんか嬉しい。

こういうのなー。フカヒレのスープがサラッと出てくるのが強いよねえ。紹興酒飲みたかったけどやめておいた。