Love, Sweets & Yoga

そうでない人がそれなりにやっていくブログ

ライブ行った(N&I、FBY)

Neil and Iraiza と Frontier Backyard のライブ見に大阪まで出かけた。ビオフェルミンのおかげでお腹が治って助かった。お腹を下してる状態のライブはさすがにつらい。

整理番号若かったので最前列、堀江くん前で見るつもりだったので左寄りにあたりをつけたら、だいたい斜め後ろから見る感じになった。すごい近い。近すぎて目が合わせられない。

ニールは活動ペースが非常にゆるやかなので、なんのかの言ってライブ割と見ている気がする。(開催されるライブ数と見たライブ数の比率の問題として) これくらい、何年かに1度ぐらいというのが無理なくてよさそう。今回のライブに合わせて15年ぶりの新譜が出たけどライブでやったのは1曲だけで、あとは昔の曲をバンドアレンジでやってたんだけど、全然古さがなく、サポートで入ったリズム隊*1との相性が絶妙で、むちゃくちゃチャーミングなステージだった。ニール、どっちかというとエレクトロみたいなイメージあるけど、バンドでやるとモッズっぽくてリラックスした感じでひたすら楽しい。

ニールの堀江くんさんは私にとって永遠のアイドルであり、ステージで泥酔して最悪な感じになるとこも含めて見てるだけでキュン死できる。若い頃は、背が高くてしゅっとしててちょっと意地悪でまさに王子様だったけど、今は上半身がなんかがっしりして貫禄出たし、ボサボサの総白髪で顔にもシワが出て、でも、目はキラキラで笑顔が可愛い。そして天然で傍若無人。反則だと思う。コーネリアスとかちゃんとしたライブだとクールでかっこいいんだけど、ニールはだいたいグダグダというギャップも良い。

そして、言うまでもなく恐ろしくピアノが上手く、これはテクニカルに上手いというより天然、天才の領域だと思う。楽しそうだし、手癖とかリズム癖が私の目指してる方向性なので見てると気持ちがいい。田島貴男ひとりソウルの時も思ったけど、すごいミュージシャンを間近で見ると、本当に化物にあったような気持ちになる。ニールのステージ終わって何か異常に満たされた感じがして帰りたい(むしろ私も泥酔したい)ぐらいだった。もちろん、FBY も大好きなバンドだけど、わりとモッシュダイブが激しい現場という認識があり、左手のコンディション考えると少し後退した位置で見た方がいいだろうなと思ってビール飲んだら、思ったよりは会場ギチギチという感じではなかったので、3列目ぐらいで見ることにした。タイチ前。

久しぶりのライブで、はじまった瞬間みんながスマホで撮影しだしてちょっとびっくりした。タガミ氏がそのスマホをしゅっと奪ってステージ上からパノラマ撮影するというファンサービスが発生し、撮影録画OKであることを把握。タガミ氏曰く、撮影録画OKだけど踊ったほうが楽しいぜ!とのこと。

https://www.instagram.com/p/Bb60vZeBwI5/

このへんのバンドの人たち、だいたい自分と同年代だけど、SNS の使い方がすごく上手い。ニールのオフィシャルサイトはtumblrで、ライブ前に1日1ポストずつ新譜の歌詞とかコラムとかポッドキャストとかアップしてた。FBY は撮影OKなので、ライブ後、その会場にいた人のインスタを眺めるとファン同士の一体感みたいのが発生する。

会場は比較的ゆとりがあったにもかかわらず、3曲めぐらいですでにタイチくんのダイブが私に直撃するというアクシデントが発生した。左手を反射的にかばってしまい支えきれず申し訳なかった。思えば、リディムでデビューするかしないかぐらいのころは普通に梅ヶ丘らへんの飲み屋でたまに一緒になり話したりする顔見知りの若者だったけど、あれから10年以上経ってるし、もう忘れられていそうである。あと、タイチくんの弟のユウちゃん、後ろでDJしてた。初DJらしいけどちゃんとしてた。私も見習ってがんばりたい。練習だ。

FBY、ギターのケンジくん抜けた後、新しいギターを入れずサポートでキーボードとホーン入れてソウルっぽくシフトしたけど、あんまり黒くない、本人たちスタカンみたいな感じって言ってたけど、スタカンよりは暑苦しく泥臭い(良い意味で)。

FBY のライブといえば、だいたいケンジ前で「ケンジ頑張れ!」って感じだったので、新生FBYの安定感は新鮮だった。(彼の名誉のために言うけど、まったく下手ではない、むしろむちゃくちゃ上手いのに毎回ちゃんとできるか心配になるというのが不思議。実際、ケンジ前ポジションには母性ある感じのファンが多かった)

ライブ後、物販のとこに堀江くんとユリナちゃんいたので「最高でした!良いもの見ました」と話しかけることに成功したので思い残すことはない。久しぶりにこういう距離感のバンドのライブ見たけど、体力は使うけど元気が出ていいですね。N&Iは両方1970年生まれで、私と年が一緒(2人とも早生まれなので学年は1つ上になる)であり「お互い元気で、死なないように」という堀江氏の言葉がしみるのである。とかいいながら「ほら、昔は沖井くんとかいたけど死んじゃったから」とかシレっという堀江くんがみんな大好きなのさ!

https://www.instagram.com/p/Bb7BNTMhsYp/

帰り、どうしてもビール飲みたくなって梅田駅前でほろよいセットをキメた。量、質、価格ともに適性だし、純粋な飲み屋ではなく、基本はごはんやさんなのでひとりでふらっと入りやすい良い店でした。

*1:というか、ドラム叩いてるのが住所というかマジドラのユリナちゃんでびっくりした。ユリナちゃんのドラムも数年ぶりに見たけど、むちゃくちゃうまくなっていた